ブックタイトルラフォーレ倶楽部会報誌 LAFORET SPRING 2016

概要

ラフォーレ倶楽部会報誌 LAFORET SPRING 2016

◎注目のリゾートプログラム山中湖ココロとカラダで学ぶ乗馬ワークショップカリキュラム所要時間：2.5～3時間程度（ホテルから牧場までの移動含む）1.講義「馬とのふれあいや乗馬から学べること」・草食動物を理解する・リーダーを求める馬の習性・馬にとって理想のリーダーとは2.ふれあい体験「馬に近づく」クイズやブラッシングを通して馬とふれあい、馬の大きさや筋肉の硬さ、体温、匂いなどを知ります。3.引き馬体験「馬に乗る」スタッフが引く馬の背に乗り、馬場の中を散策します。4.デモンストレーション講義と体験のまとめと、講師による馬とのコミュニケーションのデモンストレーションでしめくくります。馬を理解することで見えてくるリーダーのあるべき姿乗馬体験というと、かわいいお馬さんとふれあい癒されるイメージが強く、「リーダーに関係あるの？」って思われるかもしれませんね。馬は人間と古くから関わりのあった動物で、馬を乗りこなすことはリーダーの嗜みでもありました。だからきっと、現代のリーダーも馬から学べる要素はたくさんあるはずです。馬は草食動物で、人間とは体のつくりも本能も違います。草食動物は目が顔の横についていて、肉食動物をいち早く察知できます。馬も350度と視野が広く、残り10度の真後ろ付近に生き物の気配を感じると、反射的に蹴り飛ばす習性があります。そこを理解した上で、馬の真後ろに近づいても蹴られないように慣らしていくのです。自分と異なる世界で生きている彼らを一つずつ理解し、いかに近づくか。これを僕は「他者を理解する力」といっていますが、相手を理解した上で関係性を築いていくことが大切です。また馬は集団で生きていて、馬の社会にもリーダーがいます。つまり、リーダーを求める習性が馬に備わっているのです。人間が馬のリーダーになれるのも、この習性があるためです。ところが、いざ馬に乗って「行け」と命令しても思い通りにふれあい乗馬楽園クローバー牧場代表志村裕行動いてくれない。この場合、人間は指示を出しながらも馬が楽に動けるように、意識や動きを合わせていくことが必要なんです。上手になれば「人馬一体」の状態になり、馬と人とは信頼で結ばれた関係にもなれます。話が飛躍するようですが、このような能力はビジネス社会にも応用できるかなと僕は考えます。他者を理解してコミュニケーションをとることも、上司が部下に対してイニシアチブをとりながらも部下の動きをよく観察してリーダーシップを発揮していくことも、どれも社会で求められる力です。ぜひ馬を通じて、コミュニケーションのコツを掴んでいただきたいですね。このように、馬を理解することに始まり、深い学びがもたらされるワークショップです。「馬と人の関係」から、皆様のビジネスシーンに役立つようなヒントが得られるはずです。志村裕行私立小学校で10年間教師を務めた後、2011年山中湖村にクローバー牧場を創設。馬との出会いはモンゴルにて。人々の心を癒す力や成長させる力を持っている馬に魅せられて、老若男女誰でも楽しめる牧場を運営。実例紹介東芝ITサービス株式会社様宿泊場所：ラフォーレ山中湖参加者：35名日程：2015年10月23日～24日（1泊2日）東芝ITサービス株式会社様では、オフサイトミーティングの一環として本プログラムを実施。参加者からは「馬にもそれぞれ性格があり、個々によって接し方も違うことを知りました」「机上でのレクチャーを受けてから乗馬を体験したことで、より深く学べました。この経験を生かし、人それぞれの能力を見極め、リーダーとして効果的な指導をしていきたいです」などのお声をいただきました。オフサイトミーティングプラン飲み放題付リゾート宴会プランご宿泊と朝・夕の2食がセットになったシンプルなプラン。昼食をプラスしたり、パーティーを行うなどのアレンジも承ります。期間4/1～2017/3/31泊※ホテルにより除外日あり。対象ホテル蔵王・那須・箱根強羅・伊東・修善寺・山中湖・白馬八方・琵琶湖・南紀白浜内容1泊2食（朝1・夕1）＋メイン会場＋研修備品（一部を除く）会議や研修の後に宴会が付くプランです。平日と週末が同料金なので、週末利用は特にお得です。期間対象ホテル内容4/1～2017/3/31泊※ホテルにより除外日あり。蔵王・那須・伊東・修善寺・山中湖・琵琶湖・南紀白浜1泊2食（朝1・夕1）＋宴会場（2時間）＋飲み放題（夕食時）＋メイン会場＋研修備品（一部を除く）料金1名様8,000円～料金1名様13,500円※ご予約は15名様より承ります。※1日1組限定となります。※部屋タイプはホテルお任せとなります。23