
最近何かと人気のサイクリング。琵琶湖を自転車で一周しながら、四季折々に移り変わる景色や町並み、それぞれの土地での人との交流や食などを楽しむ「ビワイチ」も多くの人が楽しんでいます。
と言っても、琵琶湖1周は約200km。上級のサイクリストであれば1日で1周できてしまいますが、ほとんどの人はそんなの無理!といって諦めてしまいますよね。でも、琵琶湖畔のサイクリングはほんとに気持ちがいいもの。そして、滋賀には魅力ある町並みもたくさん!
そんな魅力を知ってもらうために、今日は初めてチャレンジする人でも気軽に楽しめる、“プチ”ビワイチの旅をご紹介します。


2016年3月、琵琶湖マリオットホテル1Fに「ジャイアントストア びわ湖守山」がオープン。クロスバイクとロードバイクを中心とした完成車ラインナップのほか、幅広くリーズナブルなグッズやアパレルのラインナップ。気軽にビワイチ体験ができるレンタサイクルは、クロスバイクからロードカーボンプレミアムまで、お子様には身長135cmから乗れるキッズタイプと、豊富に取り揃えています。今回は初めての人でも軽くて快適なクロスバイクの5時間レンタルをチョイス。
- 所在地
- 滋賀県守山市今浜町十軒家2876 琵琶湖マリオットホテル1F(WEBサイト)
レクチャーを受けられるのでビギナーでも安心!
「ジャイアントストア びわ湖守山」のレンタサイクルでは、乗る人の身長などにあわせて自転車を調整してくれます。そして、自転車にまたがるときの方法から加速の仕方、ブレーキの掛け方など、初めての人でも安心のレクチャー付き!自転車のことならなんでも答えてくれるので、ちょっとでも気になることがあれば何でも聞いてOK!

レクチャーを受けたら、いざ、“プチ”「ビワイチ」体験に出発!
琵琶湖マリオットホテルの目の前はすぐ琵琶湖。湖岸沿いにはサイクリングロードがきれいに整備されているので、安心してサイクリングを楽しむことができます。
遠く比良山系を望む琵琶湖を横に、涼しい風を感じながら「ビワイチ」の醍醐味を体感することができます。


琵琶湖マリオットホテルを出発して約10km、時間にして1時間くらい。サイクリングロードがある湖岸道路から途中、左側にさらに細い道を湖岸沿いに進んでいくと、「ビワイチ」だからこそ行きやすいパワースポット「藤ヶ崎龍神」にたどり着きます。そこは、小さな岬のように突き出たところに湖面を拝むように立つ鳥居が立っていて、何とも言えない雰囲気が漂います。

「藤ヶ崎龍神」からさらに約5km、エノキやムク、杉などの古木が生い茂る境内には、どっしりとした拝殿や本殿が静かに佇む「日牟禮八幡宮」に到着。譽田別尊(ほむだわけのみこと)・息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)・比賣神(ひめがみ)の三神を祭神とし、毎年開催される3月の左義長まつりと4月の八幡祭りは、全国的にも有名で多くの人が訪れます。
- 所在地
- 滋賀県近江八幡市町257(WEBサイト)

近江八幡でおすすめの1つは何といっても甘くて美味しいもの!日牟禮八幡宮のかたわらに近江八幡が創業の地である“たねや”が展開している「近江八幡日牟禮ヴィレッジ」。赤煉瓦造りが特徴的な「クラブハリエ 日牟禮館」では、一歩足を踏み入れると、甘い香りが広がり、季節のケーキなど洋菓子がショーケースに並んでいます。道を挟んだ反対側には、鄙美の町家でくつろぎのひとときを過ごすことができる「たねや 日牟禮乃舍」があり、ここでは名物「つぶら餅」をぜひ!粒餡を地元近江のもち米を搗いた生地で包んで焼き上げた「つぶら餅」は、目の前で焼き上げるので、熱々を召し上がれます!
- 所在地
- 滋賀県近江八幡市宮内町日牟禮ヴィレッジ(WEBサイト)


昔ながらの日本的な情景が残る、水路が張り巡らされた近江商人発祥の町、近江八幡。戦国時代につくられた近江八幡市にある人工の水路「八幡堀」は、幅員約15m・全長6kmにも及び、和舟で八幡堀めぐりを楽しむことができます。近江八幡駅の北方に約2kmの新町周辺は、国の重要伝統的建造物保存地域で、江戸時代末期から明治にかけて建築された商家が並ぶエリア。まさに近江商人のふるさとと言える場所です。